20世紀日本人名事典 「岡崎祐次郎」の解説 岡崎 祐次郎オカザキ ユウジロウ 昭和期の神父 津和野カトリック教会主任神父。 国籍ドイツ 生年1896年3月29日 没年1976年8月2日 出生地ドイツ 本名ネーベル パウロ 経歴ドイツ人。イエズス会に入って神父となり、1929年に来日。島根県や広島県の教会で神の教えを説くが、‘45年8月広島市で被爆。’46年津和野カトリック教会に転じ、その主任神父となる。そこで明治時代の始めに津和野で殉教した長崎県浦上のキリシタンの事績を知り、‘52年記念聖堂マリア堂を建立、’53年には乙女峠祭りを催し、殉教者の霊を慰めた。62年日本国籍を取得し、17歳の殉教者・祐次郎の名にちなんで岡崎祐次郎に改名。ドイツに帰省中、病没。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by