岡村千曳(読み)オカムラ チビキ

20世紀日本人名事典 「岡村千曳」の解説

岡村 千曳
オカムラ チビキ

大正・昭和期の教育家,英文学者 元・早稲田大学文学部教授・図書館長



生年
明治15(1882)年12月1日

没年
昭和39(1964)年5月5日

出生地
長野県長野市

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔明治39年〕卒

経歴
千葉中学、東京府立一中教諭を経て、大正6年早稲田大学高等予科講師、9年早大第一高等学院教授、昭和5年教務幹事。7年早大文学部講師兼任。戦後、第一・第二早稲田高等学院長、21年同大図書館長となり、図書館の充実に努めた。24年早大第一文学部教授、28年退職。英文学者として活躍し、著書に「紅毛文化史話」(昭28)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡村千曳」の解説

岡村千曳 おかむら-ちびき

1882-1964 大正-昭和時代の教育者
明治15年12月1日生まれ。昭和4年欧米にわたり教育事情を視察。のち早稲田高等学院院長,早大図書館館長をつとめる。戦後,大槻(おおつき)・宇田川家資料を中心におおくの貴重な洋学資料を収集した。昭和39年5月5日死去。81歳。長野県出身。早大卒。著作に「紅毛文化史話」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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