岡津遺跡(読み)おこづいせき

日本歴史地名大系 「岡津遺跡」の解説

岡津遺跡
おこづいせき

[現在地名]小浜市岡津

通称塩汲場しおくみばにある土器製塩遺跡。昭和五三年(一九七八)、五四年に発掘調査され、古墳時代から奈良時代にかけての浜禰IIB式・船岡式製塩土器の時期、両者の間に編年される岡津式製塩土器が使用されたと判明した。製塩炉跡は岡津式に伴うもの四基、船岡式に伴うもの五基が発見され、現海岸線から約一〇メートル東の配石遺構は、護岸と塩汲場の役割を果していたと推測される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 土器製塩 全容

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む