岡田由里村(読み)おかだゆりむら

日本歴史地名大系 「岡田由里村」の解説

岡田由里村
おかだゆりむら

[現在地名]舞鶴市字岡田由里

岡田川が由良川に注ぐ合流点の山麓に位置し、背後の山に枝宮えだのみや古墳がある。近郷一六ヵ村の中心地で、備荒のための郷倉があり、稗を各村から集めたといわれる。

中世岡田庄の中心地であったと思われ、丹後国田数帳に

<資料は省略されています>

とみえる。

慶長検地郷村帳に高四〇一・六五石「由里村」とあり、土目録でも高は変化せず、内訳は田方三三九石余、畑方五七石余、運上のなかに撫網運上銀二匁、鮭三尺代銀六匁、渋柿三斗があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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