岡部里村(読み)おかべさとむら

日本歴史地名大系 「岡部里村」の解説

岡部里村
おかべさとむら

[現在地名]木造町兼館かねだて

西は兼館かねたて村、田圃を隔てて北に善積よしつみ村、東にたちばな村、南に永岡ながおか村。

天和元年(一六八一)から貞享二年(一六八五)までの開村という(西津軽郡史)。享保一二年(一七二七)広須組に属し、広須通二三ヵ村の一つで村位は下とある(平山日記)。元文二年(一七三七)検地帳によれば、田畑屋敷合せて一〇町三反五畝一七歩、村高四八・四八九石であった。うち田方は八町八反四畝一五歩で四六・三八石、中・下田がなく上田下々田のみで、下々田が八町四反八畝一七歩、四二・四二七石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android