木造町(読み)きづくりまち

日本歴史地名大系 「木造町」の解説

木造町
きづくりまち

面積:一二〇・六七平方キロ

津軽平野中央部に位置し、町面積の約四八パーセントを占める平野部の水田地帯、西の屏風山びようぶさん砂丘、さらに西の七里長浜しちりながはまの三地域からなる。東は岩木川を境に五所川原市、西は日本海、南は鰺ヶ沢あじがさわ町・森田もりた村・かしわ村、北は車力しやりき村・稲垣いながき村に接する。

藩政期四代藩主津軽信政は屏風山への植林造成と相まって、積極的に新田開発を推進した。現千代町ちよまちに新田役所(のち代官所と改称)が設けられ、開発の中心地として発展した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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