岩下町(読み)いわしたまち

日本歴史地名大系 「岩下町」の解説

岩下町
いわしたまち

[現在地名]甲佐町岩下

東は下豊内しもとようち村、西は仁田子にたご村、北は横田よこた村、南は上豊内村に接する。当町の由来について「岩下町根元」(「甲佐町史」所収)には、最初は上豊内村のうちであったが、天正一一年(一五八三)に下益城郡岩下村(現中央町)の伝右衛門が移り住み、その後、岩下村・西寒野にしさまの村・上豊内村・下豊内村・上揚かみあげ村から移住し、一〇竈になり、小西行長に村名を願出た。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android