岩城之徳(読み)イワキ ユキノリ

20世紀日本人名事典 「岩城之徳」の解説

岩城 之徳
イワキ ユキノリ

昭和・平成期の日本文学者 日本大学名誉教授;国際啄木学会会長。



生年
大正12(1923)年11月3日

没年
平成7(1995)年8月3日

出生地
愛媛県松山市

学歴〔年〕
日本大学文学部国文科〔昭和23年〕卒,北海道大学大学院文学研究科〔昭和30年〕博士課程修了

学位〔年〕
文学博士〔昭和44年〕

主な受賞名〔年〕
岩手日報文学賞啄木賞(第1回)〔昭和61年〕

経歴
北海道立岩見沢女子高教諭、滝川女子高教諭、北星女子短大助教授を経て、昭和33年日本大学文理学部専任講師、45年教授。平成5年退任。啄木研究の第一人者。三島市教育委員会長も務める。「石川啄木伝」「啄木評伝」「啄木歌集全歌評釈」「石川啄木とその時代」「石川啄木と幸徳秋水事件」など著書多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩城之徳」の解説

岩城之徳 いわき-ゆきのり

1923-1995 昭和後期-平成時代の国文学者。
大正12年11月3日生まれ。岩見沢女子高教諭などをへて,昭和44年日大教授。近代日本文学,とくに石川啄木(たくぼく)の研究で知られた。61年第1回岩手日報文学賞啄木賞。国際啄木学会会長。平成7年8月3日死去。71歳。愛媛県出身。日大卒。著作に「石川啄木伝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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