岩塩構造(読み)ガンエンコウゾウ

デジタル大辞泉 「岩塩構造」の意味・読み・例文・類語

がんえん‐こうぞう〔‐コウザウ〕【岩塩構造】

化学式AX(Aは陽性元素、Xは陰性元素)で表される化合物に見られる結晶構造の一。塩化ナトリウムで代表されるため、食塩構造塩化ナトリウム構造ともいう。塩化物イオン、ナトリウムイオンがともに面心立方格子をとり、等軸晶系に属す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android