コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

等軸晶系 トウジクショウケイ

百科事典マイペディアの解説

等軸晶系【とうじくしょうけい】

軸率1:1:1の直角座標系(結晶軸)で記載される一群の結晶。物理的性質が等方性で,対称性が高い。形態は立方体が基本。ザクロ石,黄鉄鉱,岩塩がその例。→結晶系
→関連項目結晶光軸

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

等軸晶系
とうじくしょうけい

立方晶系」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

等軸晶系
とうじくしょうけい
isometric system

結晶系の一つ。格子定数にはabcαβγ=90゜の関係が成立し、単位格子の形が立方体(正六面体)となるところから、立方晶系cubic systemともいう。晶族(点群)23(T),m(Th),3m(Td),432(O),mm(Oh)がこれに属し、36種の空間群がある。互いに直交する3本の等価な結晶軸が存在するが、晶族においては、正六面体の体対角線となる4本の副次的に生じた3回軸の存在が特徴となっている。
 鉱物全体のうち、約12%がこれに属する。もっとも対称の高い結晶系で、単純な組成の物質に多く存在する。そのために元素鉱物では約40%が等軸晶系に属する。また逆に複雑な組成の鉱物では、この数字は非常に小さくなる。[岩本振武・加藤 昭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

等軸晶系の関連キーワードセン(閃)ウラン鉱炭化タングステン炭化ジルコニウム酸化アルミニウムザクロ(石榴)石ホーン・シルバーセン(閃)亜鉛鉱白リュウ(榴)石酸化イットリウムクリストバライト硫化ナトリウム塩化ナトリウムスピネル型構造クリストバル石硫鉄ニッケル鉱硫化カルシウム弗化リチウム緑マンガン鉱輝コバルト鉱最密充塡構造

今日のキーワード

やおら

[副]1 ゆっくりと動作を起こすさま。おもむろに。「やおら立ち上がる」2 静かに。そっと。「姫君、御硯(すずり)を―引き寄せて」〈源・橋姫〉[補説]文化庁が発表した平成18年度「国語に関する世論調査」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android