岩木・石木(読み)いわき

精選版 日本国語大辞典 「岩木・石木」の意味・読み・例文・類語

いわ‐き いは‥【岩木・石木】

〘名〙
岩石と木。しばしば非情なもの、感情のないものにたとえられる。木石(ぼくせき)
万葉(8C後)五・八〇〇「うけぐつを 抜き棄つる如く 踏みぬきて 行くちふ人は 伊波紀(イハキ)より 成り出し人か」
平家(13C前)二「入道もいはきならねば、さすがあはれげにぞの給ひける」
② =あたん(亜炭)《季・冬》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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