岸伝(読み)きしづたい

精選版 日本国語大辞典 「岸伝」の意味・読み・例文・類語

きし‐づたい‥づたひ【岸伝】

  1. 〘 名詞 〙 岸をつたって行くこと。また、岸に沿った所。岸辺。岸根伝い。
    1. [初出の実例]「きしつたひ風に知られて立浪のながれぬ程や卯花の色〈源清貞〉」(出典:玄玉(1191‐92頃)草樹上)
    2. 「桂川の岸伝(キシヅタ)ひに行くと」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石〉三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む