岸川町(読み)きしかわまち

日本歴史地名大系 「岸川町」の解説

岸川町
きしかわまち

[現在地名]佐賀市伊勢町いせまち

多布施たふせ町を西へ真っすぐに進むと長崎街道からそれるが、多布施川を渡ると岸川町に入る。佐賀城下の北西の隅にあたるので大運だいうん(浄土宗)蓮正れんしよう(浄土真宗本願寺派)妙覚みようかく(日蓮宗)などの寺院がある。嘉永七年(一八五四)の竈帳によれば実竈数八二、人口は男一八〇人、女一七八人、計三五八人。町外れにあるので空屋敷などの休竈が七竈もあり、職業は日傭取二〇竈、大工五竈、手男五竈など、長崎街道などの主街道から外れ商業なども発達しない裏町であることがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む