20世紀日本人名事典 「島田茂」の解説 島田 茂シマダ シゲル 大正・昭和期の大蔵官僚,銀行家 台湾銀行頭取。 生年明治18(1885)年9月22日 没年昭和28(1953)年9月26日 出生地岡山県 学歴〔年〕東京帝大法科大学経済科〔明治45年〕卒 経歴大蔵省に入り、鳥取税務署長、永代橋税務署長、名古屋、東京各税務監督局関税部長、大蔵書記官、特別銀行課長を経て、昭和2年台湾銀行理事となり、同年8月森広蔵の後継頭取として9年まで、政治問題化した同行の再建に尽力した。在任中は中華滙業銀行理事を兼務。辞任後満州生活必需品理事長、満州火災海上保険代表などを務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島田茂」の解説 島田茂 しまだ-しげる 1885-1953 大正-昭和時代の官僚,銀行家。明治18年9月22日生まれ。大蔵省にはいり,大蔵書記官,特別銀行課長などをへて,昭和2年台湾銀行理事。同年頭取となり,金融恐慌で休業となっていた同行の再建にあたる。9年帝人事件で逮捕され辞職。のち満州生活必需品会社理事長などをつとめた。昭和28年9月26日死去。68歳。岡山県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by