嵐の跡(読み)あらしのあと

精選版 日本国語大辞典 「嵐の跡」の意味・読み・例文・類語

あらし【嵐】 の 跡(あと)

  1. 嵐が吹き過ぎた跡。比喩的に、さわぎなどのしずまった状態にもいう。
    1. [初出の実例]「桜花散り残るらし吉野山あらしの跡にかかる白雲〈津守国冬〉」(出典:続千載和歌集(1320)春下・一六二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android