20世紀日本人名事典 「嶋元啓三郎」の解説
嶋元 啓三郎
シマモト ケイサブロウ
昭和期の報道写真家
- 生年
- 昭和12(1937)年1月5日
- 没年
- 昭和46(1971)年2月10日
- 出生地
- 京城(現・韓国ソウル市)
- 出身地
- 鹿児島県種子島
- 学歴〔年〕
- 早稲田大学文学部〔昭和35年〕中退
- 主な受賞名〔年〕
- ロバート・キャパ賞
- 経歴
- 在学中の昭和34年からトップ屋グループ・東京ペンの一員として、週刊誌記者をはじめる。37年にPANA通信社に入社、報道カメラマンに転じる。40年以来、戦火のベトナムへ4度赴き、2回目からはフリーの従軍カメラマンとして活躍。46年2月10日「ニューズウィーク」の取材で、南ベトナム車のヘリに乗ってラオス国境付近を飛行中に撃墜され、行方不明となった。遺稿写真集に「彼はベトナムで死んだ」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報