嶋崎町(読み)しまざきまち

日本歴史地名大系 「嶋崎町」の解説

嶋崎町
しまざきまち

[現在地名]横手市羽黒はぐろ

朝倉あさくら山南麓の千手せんじゆ沢(清水しみず沢)の南側で、羽黒中はぐろなか町・すえ町の西に平行する通称上内かみうち町の一部。寛文九年(一六六九)横手絵図面(横手郷土史資料)に、羽黒小路(中丁)とその西の羽黒御免御足軽町小路はぐろごめんおあしがるまちこうじ(通称川端かわばた町)の間に、嶋崎御足軽町小路(「郡区町村一覧」の上島崎町)三〇戸、その北、羽黒小路(末丁)横手川の間に嶋崎町小路(島崎町)一七戸がみえ、元禄一七年(一七〇四)横手城下絵図(県立秋田図書館蔵)には、嶋崎御足軽町小路の名はなく嶋崎町のみ町名がみえる。享保一三年(一七二八)の横手城下絵図(秋田県庁蔵)には、御足軽町・嶋崎町の町名がみえ、享保一五年の「六郡郡邑記」に、足軽町八八間半、嶋崎町一一三間余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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