20世紀日本人名事典 「嶺田 弘」の解説 嶺田 弘ミネダ ヒロシ 大正・昭和期の挿絵画家 生年明治33(1900)年2月1日 没年昭和40(1965)年9月28日 出生地東京 学歴〔年〕葵橋洋画研究所卒 経歴黒田清輝に師事、大正後半から雑誌に挿絵を描き、通俗小説隆盛の波に乗って主要挿絵画家の一人となった。代表作に吉屋信子「家庭日記」、広津和郎「女給」、中村武羅夫「白蟻の舞」、沖野岩三郎「いずこへ行く」などがある。昭和11年斎藤五百枝らと月刊誌「画ともだち」を発刊。戦後は児童もの挿絵、講談社の絵本などに活躍した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報