川北遺跡(読み)かわきたいせき

日本歴史地名大系 「川北遺跡」の解説

川北遺跡
かわきたいせき

[現在地名]安芸市川北 厩尻・横田

安芸川と伊尾木いおき川に挟まれた沖積平野中の低湿地にあった遺跡で、現在は海岸から約一キロ、標高約七メートルの水田となる。厩尻うまやじり横田よこたの二ヵ所にあり、両地は三〇〇メートルほどしか離れていないので、同一の遺跡とされる。古墳時代後期でも早い時期(六世紀前半)の集落関係遺跡とみられ、出土品はほとんどが土師器須恵器で、地表下一―一・五メートルから発見される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む