20世紀日本人名事典 「川村黄雨」の解説 川村 黄雨カワムラ コウウ 明治〜昭和期の俳人 生年文久3年6月29日(1863年) 没年昭和10(1935)年6月15日 出生地江戸・赤坂 別名通称=種次 学歴〔年〕専修学校法律科卒 経歴13歳で元老院小舎人、のち書記生となり、議事課に勤務して、課長森山茂(鳳羽)に俳諧を学ぶ。明治23年国会開設と共に貴族院に転じ、以来勤続33年、貴族院の生字引と称された。28年秋声会に加盟し、のち自ら六日会を主宰した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川村黄雨」の解説 川村黄雨 かわむら-こうう 1863-1935 明治-昭和時代前期の俳人。文久3年6月29日生まれ。元老院につとめ,議事課課長森山茂(鳳羽)に俳諧(はいかい)の手ほどきをうける。明治23年国会開設で貴族院に転じ,勤続33年。その間,角田竹冷(角田真平)の秋声会に参加し,のち六日会を主宰した。昭和10年6月15日死去。73歳。江戸出身。専修学校(現専修大)卒。本名は種次。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例