川栗村(読み)かわぐりむら

日本歴史地名大系 「川栗村」の解説

川栗村
かわぐりむら

[現在地名]成田市川栗

東和田(とうわだ)村の南東に位置し、南は根木名(ねこな)川を挟み久能(くのう)村(現富里町)。河栗とも書く。建久年間(一一九〇―九九)の香取神宮遷宮用途注進状(香取文書)に河栗郷とみえ、遷宮用途と覆勘使例禄引物雑事などを負担している。造宮記録断簡(同文書)では文永期(一二六四―七五)に酒殿一宇の作料として官米一〇〇石が課せられ、「河栗遠山方本役」とある。河栗郷は遠山方(とおやまかた)郷とともに国衙領であったが、寛元―宝治(一二四三―四九)の頃までに遠山方御厨として伊勢神宮領になったものと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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