川窪新町(読み)かわくぼしんまち

日本歴史地名大系 「川窪新町」の解説

川窪新町
かわくぼしんまち

[現在地名]八尾町天満町てんまんちよう

下新したしん町の北東にあり、南を別荘べつそう川、北を久婦須くぶす川、西を井田いだ川に囲まれる。俗に「こくぼ」とも称される。寛政一〇年(一七九八)長谷屋太右衛門・橋本屋伝兵衛・長谷屋長右衛門が小長谷こながたに村の内二千七〇〇歩の地に町立てした(八尾町史)。慶応四年(一八六八)の郡方人別書上帳に川久保新町とみえ、本家家数一一〇・人数四八〇、借家家数一五・人数六四、同居人家数八・人数二二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android