20世紀日本人名事典 「川面義雄」の解説 川面 義雄カワヅラ ヨシオ 明治〜昭和期の木版画家,木版復刻専門家 生年明治13(1880)年4月17日 没年昭和38(1963)年8月10日 出生地大分県宇佐郡 別名号=冬山,莢山 学歴〔年〕東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科〔明治38年〕卒 主な受賞名〔年〕紫綬褒章〔昭和34年〕 経歴明治24年上京。38年東京美術学校日本画科卒業。41年審美書院に入り着色木版画を制作、また名品の復刻模写に従事した。昭和17年から24年まで、さらに29〜38年、徳川黎明会本「源氏物語」の着彩木版複製3巻を制作完成した。この間、28年文化財保護委員会から伝統技術保持者に選ばれた。34年には複製木版技術の第一人者として紫綬褒章を受章した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川面義雄」の解説 川面義雄 かわづら-よしお 1880-1963 明治-昭和時代の木版復刻家。明治13年4月17日生まれ。審美書院で着色木版画を制作するかたわら,名品の復刻模写にたずさわる。昭和17年から38年にかけて,徳川黎明会本「源氏物語」の着彩木版複製を制作完成。28年文化財保護委員会の技術保持者にえらばれた。昭和38年8月10日死去。83歳。大分県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by