巡按(読み)じゅんあん

精選版 日本国語大辞典 「巡按」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐あん【巡按】

〘名〙 巡回して、役人の仕事ぶりや民情などをとりしらべること。〔新唐書‐百官志・三〕

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普及版 字通 「巡按」の読み・字形・画数・意味

【巡按】じゆんあん

巡察する。

字通「巡」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の巡按の言及

【明】より

…分守道と分巡道の分担区域は,別々に設定されて一致しない場合が多い。また各省には中央から監察御史が派遣されて,巡按と称せられたが,中期以降は巡按の機能が単なる監察にとどまらず,行政に重要な役割を果たす場合がしばしば見られる。なお首都の周辺地域には三司が置かれず,府や州が中央政府に直属する形をとっており,直隷府州とよばれた。…

※「巡按」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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