巣隠る(読み)スガクル

デジタル大辞泉 「巣隠る」の意味・読み・例文・類語

す‐がく・る【巣隠る】

[動ラ下二]巣の中に隠れる。
「―・れて数にもあらぬかりのこを」〈真木柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巣隠る」の意味・読み・例文・類語

す‐がく・る【巣隠】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 巣の中に隠れる。巣ごもる。特に、鳥がひなを育てるために巣にこもる。
    1. [初出の実例]「すかくれてかずにもあらぬかりのこをいづかたにかはとりかくすべき」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android