工業用セッケン(読み)こうぎょうようせっけん

百科事典マイペディア 「工業用セッケン」の意味・わかりやすい解説

工業用セッケン(石鹸)【こうぎょうようせっけん】

カルボン酸金属塩で工業的用途に用いられるもの。たとえばナフテンシクロパラフィン)酸セッケン(ドライヤー防水剤防腐剤),ロジンセッケン(農薬用,紙サイジング用),その他繊維の精練洗浄,柔軟化,染色助剤,潤滑剤原料などにも用いられる。
→関連項目セッケン(石鹸)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の工業用セッケンの言及

【セッケン(石鹼)】より

…また石油からのパラフィンの酸化による合成脂肪酸を原料とすることもある。
[セッケンの種類]
 セッケンは使途により家庭用セッケンと工業用セッケンとに大別される。家庭用セッケンには洗濯セッケン,化粧セッケン,薬用セッケンがある。…

※「工業用セッケン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む