デジタル大辞泉 「防水剤」の意味・読み・例文・類語 ぼうすい‐ざい〔バウスイ‐〕【防水剤】 水の浸透を防ぐために、布・紙などに塗る薬剤。ゴム・ビニル系樹脂・シリコン・パラフィン蝋ろうなど。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「防水剤」の意味・読み・例文・類語 ぼうすい‐ざいバウスイ‥【防水剤】 〘 名詞 〙 水がしみ込むのを防ぐため織物や紙に塗る薬剤。ゴム、ビニル系樹脂、シリコーン、金属せっけん、パラフィンなど。[初出の実例]「防水剤(バウスヰザイ)の所謂レーンコートが少なく」(出典:東京銀座街風俗記録(1925)〈今和次郎〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「防水剤」の意味・わかりやすい解説 防水剤ぼうすいざいwater-repellent 繊維,皮革,セメントなどの表面に付着させ,水分がその内部へ浸透するのを防ぐ物質。簡単な防水剤としては,繊維を石鹸液に浸してから次に酢酸アルミニウム液に浸すと,アルミニウム石鹸が沈着して防水となる。アルミニウムの代りにジルコニウムやチタンを使うこともできる。ろうやパラフィンの塗布,樹脂加工,シリコーン (シリコーン樹脂) 加工,ゴムの塗布などでも防水できる。セルロース繊維の柔軟仕上げに防水性の化合物 (長鎖アルキル基をもつピリジニウム塩) を使うのも防水剤の例である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by