左勝(読み)ひだりがち

精選版 日本国語大辞典 「左勝」の意味・読み・例文・類語

ひだり‐がち【左勝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 左手ばかりを多く使うこと。また、ひだりきき。
    1. [初出の実例]「斎宮・女御は左がちにおはしましけるとかや」(出典:夜鶴庭訓抄(平安末))
  3. ( 形動 ) 酒の好きなこと。また、そのさま。ひだりきき。
    1. [初出の実例]「ひたりがちなる色人の、楽しみきはめ」(出典:歌謡・松の葉(1703)二・しののめ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android