巨大共鳴(読み)きょだいきょうめい(英語表記)giant resonance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巨大共鳴」の意味・わかりやすい解説

巨大共鳴
きょだいきょうめい
giant resonance

一般に核反応エネルギー幅が広い大きな共鳴をいう。特に光核反応では顕著で,すべての原子核に対し光子のエネルギー 20MeV前後で起る。これは原子核中の陽子集団と中性子集団との間の双極子振動による。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android