最新 地学事典 「巨大火成区」の解説
きょだいかせいく
巨大火成区
large igneous provinces ,LIPs
LIPsと略記。苦鉄質な大量のマグマが短期間に噴出または貫入してできた火成岩体で,そのマグマ成因が海洋底の拡大や沈み込みに起因しないもの。Coffin and Eldholmが1994年に定義。大陸に分布するものは洪水玄武岩,海洋底に産出するものは海台・海膨と呼ばれている。ロシアのシベリアトラップ(主に251〜248Ma),太平洋のオントンジャワ海台(122Ma前後),インドのデカントラップ(66Ma前後)などがある。大規模火成区とも。参考文献:M. F. Coffin et al. (1994) Rev. Geoph., Vol. 32: 1
執筆者:佐野 貴司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

