差し引き(読み)さしびき

精選版 日本国語大辞典 「差し引き」の意味・読み・例文・類語

さし‐びき【差引・差挽】

  1. 〘 名詞 〙 二人でひくこと。人力車で、かじ棒をとってひく車夫ほかに、別の車夫が綱をつけてひくこと。また、その車夫。つなひき。
    1. [初出の実例]「矢庭(やには)に対曳(サシビキ)の綱を梶棒に投懸くれば」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む