差し放す(読み)さしはなす

精選版 日本国語大辞典 「差し放す」の意味・読み・例文・類語

さし‐はな・す【差放】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 ) 放す。解き放す。また、ほったらかしにする。
    1. [初出の実例]「源氏かかやく日の宮への歌、さすがにさしはなし奉らんも恐しければ」(出典:古今連談集(1444‐48頃))
    2. 「その庭鳥をさしはなし、跡を見返へるひまに、庭鳥すでに木にのぼれば」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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