デジタル大辞泉 「差し曇る」の意味・読み・例文・類語 さし‐くも・る【差し曇る】 [動ラ四]曇る。「時雨にも雨にもあらぬ初霧のふるにも空は―・りけり」〈夫木・一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「差し曇る」の意味・読み・例文・類語 さし‐くも・る【差曇】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 ) 曇る。空が曇る。[初出の実例]「雷神(なるかみ)のしまし動(とよ)もし刺雲(さしくもり)雨も降(ふ)らぬか君を留めむ」(出典:万葉集(8C後)一一・二五一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例