差し隔つ(読み)サシヘダツ

デジタル大辞泉 「差し隔つ」の意味・読み・例文・類語

さし‐へだ・つ【差し隔つ】

[動タ下二]隔てる。間を仕切る。
几帳きちゃう―・ててうちふす所に」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し隔つ」の意味・読み・例文・類語

さし‐へだ・つ【差隔】

  1. 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 )
  2. へだてる。さえぎる。間をしきる。
    1. [初出の実例]「短き几帳を、仏の御方にさしへだてて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)総角)
  3. 疎遠にする。
    1. [初出の実例]「そむきそむきにさしへたてて、こと人よりは人聞きはづかしかるべき事をなむ、聞き侍る」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む