差し集ふ(読み)サシツドウ

デジタル大辞泉 「差し集ふ」の意味・読み・例文・類語

さし‐つど・う〔‐つどふ〕【差し集ふ】

[動ハ四]寄り集まる。
「三、四人―・ひて絵など見るも」〈・一八四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差し集ふ」の意味・読み・例文・類語

さし‐つど・う‥つどふ【差集】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「さし」は接頭語 ) 人々や物が寄り集まる。集合する。つめかける。
    1. [初出の実例]「長押(なげし)の下(しも)に火ちかくとりよせて、さしつどひて扁をぞつく」(出典枕草子(10C終)八二)

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