差手(読み)サシテ

デジタル大辞泉 「差手」の意味・読み・例文・類語

さし‐て【差(し)手】

相撲で、自分の手を相手の脇の下に差し入れること。また、その腕。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「差手」の意味・読み・例文・類語

さし‐で【差手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さして」とも ) 相撲で、自分の手を相手の脇の下に差し入れること。また、その差した手。
    1. [初出の実例]「差手(サシデ)を取って」(出典:相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉常陸山、梅ケ谷時代の壮観)

さす【差】 手(て)

  1. 舞の手の名。手を前にさしだすこと。
    1. [初出の実例]「棹のさすても舞の袖」(出典:光悦本謡曲・唐船(1554頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android