差構(読み)さしかまう

精選版 日本国語大辞典「差構」の解説

さし‐かま・う ‥かまふ【差構】

(「さし」は接頭語)
[1] 〘他ハ下二〙 待ちかまえる。
※日葡辞書(1603‐04)「Saxicamayetaru(サシカマエタル) ニンジュ〈訳〉待ちかまえていた人々」
[2] 〘他ハ四〙 ある事をさせないようにおしとどめる。また、異議を申したてる。
※浄瑠璃・曾我会稽山(1718)二「畏てお受申所、榛谷の四郎さしかまひ」

さし‐かまい ‥かまひ【差構】

〘名〙 (多く「さしかまいない」の形で用いる) さまたげになる物事。さしつかえ。さしかまえ。
※西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二「上たる者より下へ許し、この事を為して差構(サシカマヒ)なしと云ふことなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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