差立(読み)さしたて

精選版 日本国語大辞典 「差立」の意味・読み・例文・類語

さし‐たて【差立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人をさし向けること。また、囚人などを送り移すこと。
    1. [初出の実例]「差立候迄在牢之儀は、是迄通りにては」(出典:幕末御触書集成‐八五・文久二年(1862))
  3. 郵便物などを発送すること。〔郵便規則(明治三三年)(1900)〕
    1. [初出の実例]「二十九日御差立の貴札昨夜披見致候」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む