差詰差し詰め(読み)さしつめさしつめ

精選版 日本国語大辞典 「差詰差し詰め」の意味・読み・例文・類語

さしつめ【差詰】 差(さ)し詰(つ)

  1. 動きがとれないように、くり返し厳重に。
    1. [初出の実例]「あたる所の道理、さしつめさしつめ、院宣を申しくだし」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
  2. さしつめ(差詰)引き詰め
    1. [初出の実例]「さしつめさしつめ射けるに」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む