巻鉄心変圧器(読み)まきてっしんへんあつき(その他表記)woundcore type transformer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「巻鉄心変圧器」の意味・わかりやすい解説

巻鉄心変圧器
まきてっしんへんあつき
woundcore type transformer

方向性ケイ素鋼帯を螺旋状に巻いた鉄心を使う変圧器で,配電用変圧器の比較的小容量のものに利用されている。小型のものは鋼帯を円形に巻くが,中型のものは鋼帯を長方形に巻き,鉄心全体を接着剤で固着したあと2ヵ所で切断し,U字形の2部分に分け,切断面を精密に仕上げ (カットコアという) ,コイルをはめ込み,再び組合せてつくられる。鋼帯の圧延方向に磁束が通るので,他の鉄心構造のものより励磁電流や鉄損がきわめて小さい。

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