市ヶ坂(読み)いちがさか

日本歴史地名大系 「市ヶ坂」の解説

市ヶ坂
いちがさか

[現在地名]亀山市市ヶ坂町

亀山城の西にあたる士族屋敷地で、くろ門に接する。町の西を流れるたつ川に沿って北西部は緩斜地となる。石川氏入城の慶安四年(一六五一)に一七人、板倉氏の寛文九年(一六六九)に一四人、享保一七年(一七三二)に一七人、延享元年(一七四四)に一四人の家中侍が居住、享保二〇年、西新にししん町から出火した際には類焼している(亀山地方郷土史、鈴鹿郡野史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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