市屋織(読み)いちのやおり

精選版 日本国語大辞典 「市屋織」の意味・読み・例文・類語

いちのや‐おり【市屋織】

〘名〙 近世、女の帯地に用いた糸織
咄本・枝珊瑚珠(1690)一「何にてもはやり事をしだせば、もふける物なり。おり物にさへ、いちのやおり、さんやれおり」

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