日本歴史地名大系 「市山新田」の解説 市山新田いちのやましんでん 静岡県:三島市市山新田[現在地名]三島市市山新田箱根(はこね)山西麓に位置する坂五ヵ新田の一つ。東海道沿いに塚原(つかはら)新田の東に続く。北側を山田(やまだ)川が流れる。成立は東海道が制定されてまもない元和年間(一六一五―二四)といわれるが、「三島市誌」は集落西端にある地蔵堂前の法界塔刻文に元禄一二年(一六九九)「市ノ山起立之」とみえるところから、元禄年間頃成立かとする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by