市山新田(読み)いちのやましんでん

日本歴史地名大系 「市山新田」の解説

市山新田
いちのやましんでん

[現在地名]三島市市山新田

箱根はこね山西麓に位置する坂五ヵ新田の一つ。東海道沿いに塚原つかはら新田の東に続く。北側を山田やまだ川が流れる。成立は東海道が制定されてまもない元和年間(一六一五―二四)といわれるが、「三島市誌」は集落西端にある地蔵堂前の法界塔刻文に元禄一二年(一六九九)「市ノ山起立之」とみえるところから、元禄年間頃成立かとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android