日本歴史地名大系 「市成新村」の解説 市成新村いちなりしんむら 富山県:砺波市市成新村[現在地名]砺波市頼成(らんじよう)芹谷野(せりだにの)段丘の東、和田(わだ)川右岸の天狗(てんぐ)山山頂から南東部の丘陵谷間にある。頼成村領のうち元禄二年(一六八九)の新開高一八石余をもって安政五年(一八五八)に村立てされた。免は作図免(文化五年―慶応四年「御領国中村名帳」加越能文庫)。東方市谷(いちのたに)村の住人が開拓したことから頼成と市谷の各一字をとって村名を市成新としたとされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by