市立レーンバッハギャラリー(読み)しりつレーンバッハギャラリー

世界の観光地名がわかる事典 の解説

しりつレーンバッハギャラリー【市立レーンバッハギャラリー】

ドイツ南部、バイエルン州の州都ミュンヘン(München)市内のケーニヒスプラッツ広場にある、19~20世紀の絵画を展示する美術館。伯爵で、19世紀後半のミュンヘンの著名な画家として知られるレンバッハ(Franz von Lenbach、1836~1904年)の広大な旧邸宅の一部を改装して、市立の美術館になっている。開館は1929年。1階は19世紀のドイツ絵画、2階にはミュンヘンで絵画を学んだロシアの画家カンディンスキー(Wassily Kandinsky、1866~1944年)などの作品が展示されている。特に、カンディンスキーのコレクションは充実している。このほか、カンディンスキーも一時期参加していた芸術グループ「青騎士」のマルクマッケクレーミュンター、ヤウレンスキーらの代表作も展示されている。また、レンバッハの住まいも「レンバッハ邸の歴史的大部屋」として一般公開されている。◇日本では「レンバッハハウス美術館」とも呼ばれる。地下鉄ケーニヒスプラッツ駅(Koenigsplatz)、トラムのカロリーネンプラッツ停留所(Karolonenplatz)が最寄り駅。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む