布鎌南新田(読み)ふかまみなみしんでん

日本歴史地名大系 「布鎌南新田」の解説

布鎌南新田
ふかまみなみしんでん

[現在地名]栄町みなみみなみおか一―二丁目

布鎌上曾根ふかまかみそね新田の西に位置。明暦二年(一六五六)の開発で成立した古新田四村のうちで、当時の家数四(芳沢家文書)元禄郷帳に村名がみえ、高一七五石余。享保一七年(一七三二)の家数二九(芳沢家文書)。翌一八年の布鎌四ヶ村年貢割付状(同文書)によると古開分の畑一三町九反余、新開分の畑屋敷一五町三反余、飛地として下和田しもわだ分の下畑七反余、さる納屋なや分の下畑一町二反余、ほかに見取畑二町二反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android