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帥升 すいしょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

帥升 すいしょう

?-? 2世紀前半の倭国の王。
「後漢書」安帝紀と東夷伝の条によれば,永初元年(107)朝貢し,生口(せいこう)(奴隷か)160人を献上したという。このとき倭国王であったとする説,面土国(北部九州にあった国)国王説などがある。師升(ししょう)ともいう。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

帥升

生年:生没年不詳
2世紀初めの倭国の王。師升とも書く。帥升(師升)は個人名でなく首長の称号か。『後漢書』安帝紀と倭伝によると,永初1(107)年帥升らが生口(奴婢か)160人を連れて朝貢したという。帥升は北宋版『通典』によれば倭の面土国の王とあり,3世紀の伊都か,末盧に当たる,今の北部九州にあった国の支配者であろう。北部九州のいくつかの国の首長=王たちが政治的な提携をして共同で中国との外交を始め,そのひとり帥升が使者となったこと,倭国は朝貢物となる生口がいた階層社会であったことがわかる。

(鈴木靖民)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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