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翰苑 かんえん

大辞林 第三版の解説

かんえん【翰苑】

文章や手紙。
翰林院」に同じ。
中国、唐初の類書。張楚金の撰。日本に蕃夷部一巻が現存。

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世界大百科事典 第2版の解説

かんえん【翰苑 Hàn yuàn】

中国,唐初の類書(百科事典)。張楚金が著し,雍公叡が注を付けた。30巻。本文は作文とりわけ書翰文の参考にするために群書から語句を抜粋し類聚したもので,現存最古の類書である隋の《北堂書鈔》と並んで,六朝の古い類書のスタイルを残す。両書とも注によって典故を示すが,注はいずれも後人の作。巻第三十蕃夷部の残巻が太宰府天満宮西高辻家に残存し,《三国志》東夷伝研究の重要史料となっている。【勝村 哲也】

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世界大百科事典内の翰苑の言及

【翰林学士】より

…天子の秘書であり,また政治の顧問にあずかった。その宮中における出仕の館,翰林学士院は略して翰林院,また学士院と称せられ,雅名を翰苑という。翰林学士は初め,書画医卜などの専門家と共に宮中に召され,翰林待詔と呼ばれたが,玄宗の開元26年(738)独立して学士と称せられるようになった。…

※「翰苑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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