師走油(読み)シワスアブラ

デジタル大辞泉 「師走油」の意味・読み・例文・類語

しわす‐あぶら〔しはす‐〕【師走油】

師走に油をこぼすと火にたたられるとして、こぼした人に水をかける風習

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「師走油」の意味・読み・例文・類語

しわす‐あぶらしはす‥【師走油】

  1. 〘 名詞 〙 一二月に油をこぼすこと。また、その油。師走に油をこぼすと火にたたるといって、こぼした者に水をあびせてまじなった俗習からいう語。
    1. [初出の実例]「しはす油はかからぬ事といふなるに」(出典:咄本・醒睡笑(1628)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む