帯し(読み)おびし

精選版 日本国語大辞典 「帯し」の意味・読み・例文・類語

おび‐し【帯し】

  1. 〘 名詞 〙おびしばり(帯縛)」の略。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「『今日はどこらが痛う御座る』と、問ひければ、『帯(オビ)しより下が痛い』といふ」(出典咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android